【英文法パーフェクト講義】やってみた感想と難易度(レベル)、内容とオススメの使い方・勉強を紹介
英文法パーフェクト講義は、NHKラジオ英会話の内容をまとめてコンパクトにしたものです。
これ一冊(上下)で英文法をマスターできる一冊に仕上がっています。
実戦向きという意味では一億人の英文法よりも使い勝手はいいです。
またラジオ英会話よりもまとめて勉強できるのもいい点。
大西先生の「一億人の英文法」と「ラジオ英会話」のいいところをとったような一冊になっています。
今回は英文法パーフェクト講義のやってみた感想と内容、勉強法について解説します。
トライするには、中学レベル完了程度の英語力がほしいです。
⇒【一億人の英文法 まとめ】
やってみた感想
英文法パーフェクト講義をやってみた感想は、かなり使いやすい一冊になっています。
文法を確認する辞書ではなく、文法を覚えるために練習する一冊です。
もともと一億人の英文法で大西先生のファンになった僕ですが、英文法パーフェクト講義の元となる「ラジオ英会話」も使ってはいました。
ラジオ英会話自体は、NHKのラジオ番組なのでどうも使いづらい人もいたと思います。
ストリーミング配信もやっていますが、いちいち聞く気にはなりませんよね。
(僕はオーディブルでスマホにDLしていました)
それが今回、一冊の本としてラジオ英会話の内容がひとまとまりになっています。
またラジオ英会話のテキストをそのまま載せたのではなく、内容も少しまとめられており、よりコンパクトになっています。
そのぶん1レッスンの内容は少なく、続けやすいです。
文法書としては、かなり使える教材。
文法を確認する本ではなく、どちらかというと、文法練習の本に近いです。
難易度とレベル
難易度は、一億人の英文法と同じレベルです。
中学生レベルでも頑張れば理解できますが、中学完了から高校初級レベルの英語力はほしいです。
一億人の英文法であれば、わかる範囲だけ読む使い方ができましたが、英文法パーフェクト講義は練習用教材なので、辞書的な使い方はおすすめしません。
中学完了レベル程度の英語力があるとスラスラ読み進められます。
内容
英文法パーフェクト講義は5レッスン1ユニットで構成されています。
まず、4レッスンぶんの「ダイアログ+文法解説」があります。
(ダイアログ&文法解説)
その次に4レッスンの例文を集めた「文法の実践」があります。
5レッスン目に、「レッスンの復習」です。
ここでは、レッスンで習った文法を使って、「あなたなら何と言うか」英作文をします。
このように5レッスン1ユニットで、計120レッスンあります。(60ユニット)
多いように見えますが、一億人の英文法よりも全然進めやすいです。
音声に関しては、ネットよりダウンロード可能です。
ラジオ英会話と同じ音声でした。
勉強法は音読あるのみ!
英文法パーフェクト講義を効果的に使うための方法を紹介します。
音声を聞く
まずはテキストを見ずに、音声を聞き流します。
音読は不要です。
ダイアログをどれだけ聞き取れるか確認します。
聞き流すのは1回で十分です。
解説文も普通に聞いて、勉強します。
黙読する
音声を一度聴き終わったら、テキストを開いて黙読します。
ダイアログの内容を確認します。
解説文もしっかりと理解できるよう読み込みます。
音読する
英語の文だけ、口に出して音読します。
計10周音読します。
この時、文法の解説文であった「ネイティブの感覚」を意識しながら音読します。
音読するたびに感覚が生まれてきます。
シャドーイングする
最後にダイアログの音声を流し、シャドーイングします。
音読を10周しているので、割とスラスラシャドーイングできるはずです。
できない場合は、テキストを見ながらシャドーイングしましょう。
⇒【テキストを使わない勉強法】
⇒【ラジオ英会話の勉強法】
進め方
がっつり短期間でやるパターン
英文法パーフェクト講義は、おおよそ2つのパターンに分かれます。
1つ目はがっつり短期期間でやり込む方法です。
しばらくの間は、英文法パーフェクト講義以外の教材はやらないくらいの勢いです。
1日3〜5レッスンはやりたいところ。
毎日5レッスンやれば、一ヶ月もしないうちに上巻を一周してしまいます。
他教材と並行してやるパターン
もう1パターンは、他の教材と並行して進めていく方法です。
英語学習は音読や単語、瞬間英作文や、人によっては長文などやらないといけないことがたくさんです。
他の教材を並行して進める場合は、1日1レッスンで進めていくといいでしょう。
15〜25分程度で終わるはずです。
文法を学ぶには確実にためになる一冊なので、30分は割きたいところです。
英文法パーフェクト講義の解説は以上です。
⇒【ラジオ英会話との違い】
⇒【一億人の英文法 まとめ】