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【英語 記憶術】五感をフル活用して、脳の「忘れるフィルター」を突破する。-脳が認める外国語勉強法-



【完全版】TOEIC900までの教科書

なぜ僕らは難しい単語を覚えることができないのでしょうか。

それは、単語を文字(構造)でしか覚えようとしないからです。
効果的な単語の覚え方は以下4つ。
・構造
・発音
・概念
・個人的な繋がり

これら4つを意識するだけで単語はあっという間に覚えられます。

 

今回は、
・クッキー(覚えやすい単語)
・ubiquitous(覚えにくい単語)
を例に、単語を覚える方法仕組みを解説します。

 

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クッキーと”ubiquitous”

なぜクッキーという単語は一瞬で覚えられるのに対して、ubiquitousという複雑な単語はいつまでたって覚えられないのでしょうか。

それは、クッキーのように覚えやすい単語は、思い出すための情報がたくさんあるからです。

 

少し、クッキーについて思いを馳せてみましょう。

初めて食べたクッキー。
幼い私は、バターや小麦粉や砂糖の香りと熱気を浴びながら、オーブンの前で10分じっと待っていた。
オーブンからクッキーが出てくると、湯気を目にしながら、「もうこれ以上待つことはできない」私はそう思った。
ママはグラスに入ったミルクをくれて、私は初めてクッキーを食べることができた。

引用:脳が認める外国語勉強法

 

「なんの話だよ!」そう思われたかもしれませんが、単語を覚える上で、今の話はものすごく重要なのです。

僕らがクッキーに対して持っている情報は、以下の通りです。

・味
・見た目
・香り
・クッキーという単語の響き
・グラスに注ぐミルクの音
・クッキーを焼いてくれたママの笑顔
・クッキーを食べた時の興奮

こんなにもたくさんあるんです。

一方、ubiquitousのような、単語帳で初めて目にする単語はどうでしょうか。
文字、もしくはせいぜいユビキタスという音しか情報がないはずです。

ここに、単語を思い出しやすいかどうかの違いがあります。

 

脳は複雑な回路で記憶する

僕らはニューロンという神経細胞が脳の回路を行き来することで、ものごとを記憶します。
そのニューロンというのは、複雑な網目状で繋がっています。
決して一本ではなく、何本も通ることのできるルートがあるんです。

ニューロンの通り道の1本を切断したところで、すでに記憶していることを忘れるわけではありません。
別のルートを通り、記憶を思い出すことができるのです。

ここに単語を覚えるポイントがあります。

先ほどのクッキーの例では、「クッキー」という単語に対する情報がたくさんあるので、ニューロンの通り道はたくさんあるのです。
つまり「クッキー」という単語をみたときに、どういうものだったかを思い出す方法がたくさんあります。

一方、ubiquitousはどうでしょうか。
ubiquitousについての情報は、文字(アルファベット)と音(ユビキタス)くらい。
この2つのニューロンの道を切断されてしまったら(忘れてしまったら)、もう思い出す方法はありません。

よって記憶も強固なものになっていかないのです。
難しくみえる単語は覚えらえない原因は情報が少ないことにあります。

 

⇒【英単語 暗記のコツは想起

 

単語を記憶するための4ポイント

記憶をより強固なものにするためには、情報が必要です。
単語を覚える際には、必ず以下4つを意識してください。

1、単語の構造
2、音
3、概念
4、単語との個人的な繋がり

単語の構造は、単語のアルファベットです。これはみなさんがやられていることですね。
ただ単語の構造だけでは記憶は弱すぎます。一瞬で忘れてしまうでしょう。

音は発音です。単語を覚えるときは必ず、発音も一緒に覚えてください。
正確な文字を忘れても、音で思い出せることは多々あります。
それでもまだまだ記憶には不十分です。しばらくすると、忘れてしまうでしょう。

概念はその単語の意味です。
どういった意味なのか。一体どんなイメージなのかをしっかり掴んでください。
「”tool”と”instrument”の違い」といったように、細かく理解することが大事です。

個人的な繋がりは、その単語と自分との関係を考えます。
例えばPIZZAという単語を覚えたいときに、「ピザは好きか?」という質問をするとかなり覚えやすくなります。

 

これらの4つのポイントを意識した単語記憶法を紹介します。

 

発音から学ぶ

単語を学ぶ際は必ず発音から学ぶことが大切です。
発音を学ぶことで、単語の構造を耳と口でつなぐことができます。
単語を口にしている間は構造と音をつなぐ脳の部位が活動します。

構造だけで覚えるよりも記憶力は2倍近くも高まります。

 

⇒【発音からやると勉強量が半分で済む!

 

概念を学ぶ(絵や図形を見る)

人の脳は具体的な内容に惹かれます。

例えば、「来月の19日に、カラオケができる場所で誕生パーティを開いて、遊んだ後はクッキークリームのアイスクリームを食べて、残りの時間がプールで過ごそう」と言われた場合、パーティの日時よりも詳細(やること)の方が記憶に残りやすいのです。

だから単語を覚える際は、より具体的にしてから覚えるのがいいのです。

例えば、「ヴーヴレ・ペティヤン・キュヴェ・ユエ・ブリュット」というワインがあります。

いきなり「ヴーヴレ・ペティヤン・キュヴェ・ユエ・ブリュットを覚えろ!」と言われても無理ですよね。
でも、バーに行って、「これがヴーヴレ・ペティヤン・キュヴェ・ユエ・ブリュットだ!飲んでみて!」とワインを差し出されたら、なんの苦労もなく覚えることができます。

 

これを活用するために、単語を覚える際はを使いましょう。
絵と単語では、絵の方が圧倒的に思い出しやすいです。

 

もしわからない単語があったときは、グーグル画像検索で検索します。

economyと株価チャートの絵が紐づけられ、「株価チャート→お金→経済」と思い出しやすくなります。

 

⇒【グーグル検索式 単語記憶術

 

個人的な繋がりを探す、思い出す

最後は個人的な繋がりを探すことです。

「エドワード」という知人の名前を覚えるときに、エドワードに関する自分の中にある記憶を思い出しましょう。
映画シザーハンズの主人公でもいいですし、兄弟や身近な人にエドワードという人がいるかもしれません。

またグーグル画像検索を使うのもいい方法です。
先ほど検索した”economy”という単語は、自分の生活にどのような影響を及ぼしているか。


「僕らの生活はお金の流れの中で成り立っている」
単語との個人的な繋がりを意識することで2度と忘れなくなります。

 

⇒【丸暗記が本当に無意味な理由

 




まとめ

脳は無関係な情報は忘れやすく、意味ある情報を覚えようとします。外国語はどうしても「忘れやすくなる」方に分類されるので、なかなか覚えられないのです。

慣れない響き、特に意味のない単語、特に個人的な繋がりもなし。
そうなると忘れるのも納得です。

 

そんな忘却を防ぐために、以下のことを実践しましょう。

・単語の正しい発音を学ぶ
・単語の音をイメージ(画像や映像)に結びつける
・そのイメージを自分が体験したことに結びつける

 

⇒【徹底解説!音読が効果的な理由

⇒【作業興奮!?勉強のやる気を出す方法

⇒【TOEIC900までの勉強法・使った教材

⇒【復習はいつ?それは忘れる直前

⇒【一生忘れない勉強法”分散学習”(SRS)

⇒【暗記はダメ!ラクをして覚えること

 

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