高卒が英語ペラペラになるまでの勉強法。国内にいながら独学でTOEIC900点。
英語学習の全ては音読にあります。
音読をすれば、高卒であろうと英語がペラペラになることは可能です。
実際高卒&英語苦手の僕でも、社会人になってから独学でTOEIC900点を達成し、今では仕事で英語を使っています。
今回はそんな私がやってきた勉強法・教材の「簡易版」としてお伝えします。
ほとんどが音読です。
やってみて無駄だった教材の説明は省き、もう一度0から始めるとした場合に使うものだけ紹介していきます。
目次
1000時間の英語勉強、8割以上は音読
英語勉強で一番効果が高いのは音読です。
学校で英語が苦手だった僕が、一人で音読をやっているだけで英語力がついたのですから間違いありません。
最終的には約1000時間音読に費やしました。
(現在は2000時間を超えました)
簡単に言えば、平均して毎日3時間を1年続け、計1000時間音読すれば、どんなにバカでも一年でTOEIC900点は超えられます。
ガチで知りたい方に「完全版」を。
今からお伝えする内容は全て真剣に書きました。出し惜しみのつもりは一切ありません。
それでも、
「各教材の具体的な勉強時間を教えてほしい」
「この教材の使い方を教えてほしい!!」
「この教材はどれくらいやり込めばいいの?」
「自分はどの教材から始めるべきでしょうか!」
など、そういった問い合わせが毎日来るようになったので、ガチでこの勉強法に沿ってやりたい方向けにマニュアルを作りました。
英語学習を継続するための「マインド編」は無料で読めるので、ぜひ目を通してほしいです。
必ず何か得られるよう、魂を込めて書きました。
・”900点”までの進め方を完全解説
・全35,000文字(PDF40枚分)
・「295点」の中学レベルでも独学可能
・書店の書籍・教材のみを使用
・社会人でも勉強期間は「約半年」僕の持っている知識全てをぶち込みました。一緒に英語で人生を変えましょう。全力でサポート致します。https://t.co/LLlLp6Bumy
— 高卒TOEIC“900”@音読ガチ勢 (@TOEIC07689105) April 18, 2020
さらっと知りたい方は、以下の無料版で十分です!
使った教材
英語学習の指針:英語完全上達マップ
私が「英語学習=音読」という考えに至ったのもこの本のおかげです。
「なぜ、音読なのか?」をより詳しく知りたい方は是非。
私はこの本の英語学習に対する考え方を元に、教材は自分で選びました。
この本の考え方を体系化したのが、この記事なのでこの本は読まなくても問題ありません。
以下、教材を使うべき時系列順に紹介していきます。
初めに揃える3冊
まず最初に進めていくのは
・発音練習
・中学レベルの音読
・中学英文法の見直し(必要な方だけ)
この3つです。
差し当って、スタート時に用意する教材は
・英語耳
・中学レベルの音読教材
・中学英文法をひとつひとつわかりやすく(必要な方だけ)
この3点です。
一つ一つ見ていきましょう。
発音練習:英語耳
英語勉強スタート時、当時の僕はいきなり音読からスタートしました。
そう思いスタートした音読ですが、変な癖がついては嫌だと思い、途中から一旦ストップし、発音練習をしました。
この発音練習が後にものすごい効いてきました。
とにかく発音は英語学習の序盤にやっておくべきです。
ベストを言うなら一番初めに学ぶべきです。
スピーキングはもちろん、リスニング力も向上します。
音読:中学レベル英文の音読教材
発音と同時に進めていくのは、中学レベルの音読教材です。
基本的には中学レベルの文章がある教材であれば、学習可能です。
ここでおすすめさせてもらうのは、僕自身で監修した音読本です。
(印刷物)
(スマホ画面)
そもそも当時の僕が使ったのは、「音読パッケージ」です。
しかし現在、自信を持っておすすめしているのは、自分自身で監修した「初級用音読教材」です。
全音読教材をやり込んで、「一番いい」と思えるものに仕上げました。
中学レベルの音読、僕の音読学習による英語人生は全てここから始まりました。
これが僕の英語人生の始まりです。
教材もいくつかあって悩むとは思いますが、音読教材25冊やった今の僕が思うに「この教材じゃないとダメ!」ということは一切ありません。
とにかく、中学英語の平易な文章の教材を選んでください。
僕が当時使った音読パッケージは一つ候補としておすすめできますが、2冊目となる中級以降が絶版となり価格がものすごい高くなっています。なので続きの教材がないんですよね、、(参考amazon)
中学レベルの教材であればいいので、そこまでこだわる必要はないです。
思い返すと、英語が苦手な僕にとって、初めての音読は吐きそうなくらい大変でした。
それでも1日1時間毎日音読し、3ヶ月かけてやり遂げました。
ここで英語力が飛躍的に伸びた気がします。
とにかく、この一冊をやり遂げてください。
中学レベルをすでにマスターしている人は、上の中学文法教材は不要ですが、この音読に関しては、絶対に中学レベルからやるべきです。
音読初期の教材は簡単であればあるほどいいです。とにかく簡単で基本的な構造の文を身体に染み込ませることが何よりも重要だからです。
本当に中学レベルが完璧で「全てマスターしている!」と自信のある方は、「中級音読教材」と「発音教材」からでもOKです。一度触れてみて、音読できそうかどうかで判断してください。
文法: 中学英語をひとつひとつわかりやすく(必要な人だけ!)
「中学英語をひとつひとつわかりやすく」は、中学レベルの英文を音読してみてよくわからなかった方は必ずやってください。
当時の僕はこれよりも先に中学レベルの音読教材である「音読パッケージ」をやったのですが、文章が理解できず撃沈しました。
文法は音読よりも先に中学レベルをきっちり抑えることが大切です。
なのでまずは2冊
・英語耳
・中学レベルの音読教材
この2点を揃え、進めていく過程で「中学レベルの文法」がわからなければ「ひとつひとつわかりやすく」を先にやり込んでいきます。
どの道、英語耳と音読教材は必ず通る道なので、先に揃えて自分の実力をテストしてください。
まず初級音読教材をやってみて、それが難しくてダメなら戻ってくるという流れです。
中学レベルの文法を抑えている方は買わなくてもOKです。
音読:中級(高校初級レベル)音読教材
音読2冊目。次は中級です。
こちらも自分で作った教材を使います。
初級を終えた学習者が何の違和感もなく次に進める教材にしました。
他教材で代用するう場合は、文章が英検2級レベル(高校卒業程度)のものを使います。
1冊目をやり終えたせいか、異常に楽に感じます。
この辺から英語学習が楽しくなってきます。
初級と同じようにサイクル法で100回音読。
そもそも、他の教材で代用はできても、音読パッケージ中級に相当するものはなかなかなく、知り合いに勧める際に悶々としていました。
「やっぱり、心の底からおすすめできる教材を使ってほしい!」と、とうとう自分で作ることにしました。
社内向け、プライベートで教えている方向けに作った教材ですが、みなさんの役にも立てたら嬉しいです。涙
文法:一億人の英文法
ふらっと寄った本屋で立ち読みをし、衝撃を受けました。
英語は暗記するものではなくイメージするものだと感覚が180°変わりました。
もっと早い時期に知りたかった一冊。
音読パッケージと組み合わせれば効果倍増です。
この本は歴代英語教材の中でベスト3に入ります。
音読を継続しながらこちらも読み進めていきました。
文法&音読:English Grammar in Use
英語圏の学生が英語の文法を学ぶのに使う教材です。
もちろん全て英語表記で、問題文も英語です。
これは絶対にやってほしい1冊。
文法書ではNo1。
日本語の文法書がちっぽけに思えます。
レベルは音読パッケージ初級程度の英語力があればできます。
【English Grammar in Use】レベルと効果、やってみた感想など。TOEIC900に大いに役立った文法書。 -イングリッシュグラマーインユース-
単語:DUO
DUOは最高の単語帳。
とにかくDUOも音読です。
「赤シートで隠しては確認」みたいなことはいちいちしません。
とにかくひたすら音読。
別売りCDは必須です。
移動中はひたすらDUOのシャドーイングをしていました。
1時間で「1600単語+1000熟語」が1周できる優れものです。
音読:音読パッケージ上級
ここまで来てもなお、音読です。ひたすら音読。
平日3時間、土日5時間は習慣になってきます。
上級まで来るとかなり難しい文章が並びますが、音読をやってこれば問題ありません。
初期の頃には考えらえなかった英文まで理解できるようになっています。
音読パッケージ上級も絶版になっていて、5000円近くするので、他の教材で代用OKです。
英検準一級レベルの似たような教材を使ってください。
音読:リンガメタリカ
鬼畜な1冊です。早稲田や慶応志望の人が使います。
医療や宗教など、意味不明な話題ばかり取り上げられていて、大変英語力が鍛えられます。
大変難しいですが、ここまで音読をやってきたので割と理解できます。
これをやりきった時、怖いものがなくなりました。
TOEIC単語:金のフレーズ
TOEICの単語はビジネスライクなTOEIC独特なものが多いです。DUOだけでもかなりカバーしていますが、一冊、こちらをやっておくといいでしょう。
TOEIC:公式問題集 (約30時間×3冊)
いよいよTOEIC対策に入ります。
TOEIC対策は公式問題集が一番いいです。
TOEICの会社が出しているので、本番さながらの練習をすることができます。
こちらも必ず音読してください。
リスニングセクションも長文も含めて音読です。
3冊やれば十分でしょう。
並行して進めた教材
以下に音読と並行して進めた教材を紹介します。
基本的には、どのタイミングで使用しても構いません。
瞬間英作文
音読と並行して瞬間英作文はずっとやっていました。
音読パッケージ初級を終えたなら十分対応できます。
TOEICのスコアアップにも効果はありますが、何より英語で会話ができるようになったのはこの本のおかげです。
英語上達完全マップ的には、文法力向上の位置付けになります。
とにかく英文を作りまくるので、文法のルールどうのこうのと知識ではなく、自然に身につきます。
細かな勉強法、各教材の勉強時間、特に
⇒【ガチな人向けの”完全版”】
英語が上達する仕組み(勉強法)も学ぶ
なぜ高卒の僕が一年でTOEIC900点を超えることができたか。
それは勉強法を学んだからです。
ただ根性だけで達成できたわけではありません。
絶対に“正しい勉強法”というのは存在します。
最強に頭のいい人たちが日々そういった研究をしているのです。
それらを取り入れない理由はありません。
実際にの研究データに基づいた科学的根拠のある勉強法を取り入れましょう。
英語ができないのは頭が悪いからではなく、勉強の仕方が間違っているのです。
⇒【まず学ぶべきは”勉強法”】
脳が認める外国語勉強法
数冊読みましたが一番おすすめしたいのはこの「脳が認める外国語勉強法」です。
・単語を覚える方法
・なぜ発音から学ぶと学習スピードが倍速になるのか
・英語学習の続け方
など、英語を話せない方がぶち当たっている壁を解決してくれます。
英語学習=音読
教材の紹介は以上です。
これらの教材、ほぼ全て音読に使いました。
なんども言いますが、英語学習=音読です。
音読は常に進めていき、並行して単語帳や文法書を進めていくイメージです。
音読:7、文法:2、単語:1の感覚です。
どのみち、文法と単語は音読でほとんどカバーできます。
英語学習に才能はいりません。
どれだけ正しい方法で、どれだけ時間をかけたかで決まります。
⇒【Daigoの超集中勉強法】
一番難しいのは継続
結局、英語学習で何が一番大変かというと、毎日勉強することです。
これが一番難しいです。
仕事で疲れた日や、上司に怒られた日、奥さんと喧嘩した日にも勉強ができるか。
僕は飲み会から帰ってきてからも、歯を食いしばって勉強していました。
多くの人が勉強を継続できないと思います。
しかしそれは根性が弱いからではありません。
単に継続の仕方を知らないからです。
学校では一切習いませんが、科学的に有効な継続をするための方法は調べるとたくさん出ています。
もう一度言いますが、続けられないのを自分の精神力のせいにしないでください。
自分に合った勉強の方法を見つけ、小さなことから始めるのが大切です。
⇒【勉強を継続するための方法】
長い道のりではありますが、コツコツ1年から2年、場合によって3年かけて以上のようにやればあなたもTOEIC900点は全く夢ではありません。
頑張ってください!
⇒【このサイトの使い方】