【LとRが聞き取れない理由】英語の紛らわしい”似ている音”を聞き取る方法を解説!

英語のLRの音を聞き分けるのって難しいですよね。
その他にもSthとかも。

これらの音を聞き取れるようになるための一番いい方法は、聞き分けクイズをして、その場ですぐに答えを知ることです。

 

聞き取れない原因は、単に音のデータの蓄積がないだけです。

今回はLとRのように似た音を聞き取れるようになる方法を解説します。

 




LとRを聞き取る練習は「○」「×」クイズが一番

LとRのような似ている音を聞き取れるようになるための一番の方法は、まるバツクイズ式にトレーニングしていくことです。

例えば、“Rock”という音を聞いて、今のはLockだったのかRockだったのかを当てるゲームです。

その場ですぐに正解を知ることが大切です。

 

正解をすぐに確認し、何度も耳で聞いて覚えて、脳に覚えさせていくやり方が一番てっとり早いです。

おおよそ、一日20分を10日間ほど続けると、音が違うのがなんとなくわかってくるようになります。

これはほんと自分でも不思議な感覚です。

 

今は便利なアプリが出ているので、これらを使うといいでしょう。

L | R

L | R
開発元:Yuta Koshizawa
無料
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ちなみに僕は英語耳という全ての音が載っている発音教材を使って練習していました。

答えがわかるのであれば、なんだっていいと思います。

 

⇒【発音からやると勉強量が半分で済む!

 

日本人の赤ちゃんはLとRの音を聞き分けている

LとRは大人になってくるにつれ、聞き取れなくなると言われています。

例として、”Lock”の中に急に”Rock”を挟むリスニング実験がありました。

Lock,Lock,Lock,Rock,Lock,Lock,Lock

 

日本人の赤ちゃんはRockと流れた時に、脳のある部分が反応します。

一方、日本人の大人は何1つ反応せず、同じ音として判断したのでした。

 

子供の頃というのは音を敏感に聞き分ける能力がまだついていたわけです。

 

⇒【高学歴なのに聴き取れない理由

 




大人になるにつれて聞き取れなくなる理由

しかし、大人の僕らが聞き取れない理由は、単に耳が悪いのではありません。

原因は、幼少期からの音のデータの蓄積によるものなのです。

 

アメリカ人の赤ちゃんは周りの環境がRとLが明確に区別された環境で育ちます。

正確な「Rの音」と「Lの音」をたくさん聞いて育つのです。

(偏差値40の図解)

一方、日本人の赤ちゃんの場合、周りに「Rの音」も「Lの音」も話す人は誰もいません。

聞くのはLとRに近い、ラリルレロの音です。

RockもLockも僕らにはロックと聞こえますよね。

 

つまり僕らはLでもRでもなく、そのRとLの中間の音を聞いて育つのです。

だからRとLを聞いた時、その中間の音から近い音であるため、同じ音として認識するのです。

RならR、LならLで音のデータが蓄積されていないため、蓄積されたデータである「ラリルレロ」で判断し、聞き取れないということが起こるのです。

 

だからこそ、まるバツクイズで毎回確認しながら修正し、データを脳に蓄積していくトレーニングが有効なのです。

 

LとRを聞き分けるための方法は以上です。

ぜひ参考にしてみてください。

 

⇒【“五感”をフル活用!超簡単な暗記法

⇒【一生忘れない勉強法”分散学習”(SRS)

⇒【発音からやると勉強量が半分で済む!

⇒【“音読”と発音“を一緒にすべき理由

⇒【TOEIC900までに使った教材

 

なぜ仕事終わりに毎日3時間の英語勉強ができたのか、理由と方法を説明する。

 

-参考図書-

 

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