暗記帳を眺めては、何も見ないで言えるまでブツブツ唱える。
なんてことを繰り返してはいないでしょうか。
残念ながらそれはいいやり方ではありません。
もっと楽に覚えられる方法があります。
大切なのは丸暗記ではなく、概念で覚えること。
今回は単語の丸暗記が意味ない理由を解説します。
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エビングハウスの忘却曲線
英語学習をする上で一番の敵は何と言っても「忘れること」にあります。
単語にしろ文法でも発音でも、忘れてしまわなければ英語なんてすぐに話せるようになるわけです。
この「忘れる」ということに誰よりも時間を費やしたのが、ドイツ人心理学者のヘルマンエビングハウスです。
(ちなみに彼の写真を見たので、もうエビングハウスを忘れることはないでしょう)
理由はこちら
彼は自分自身を実験台に、無意味な単語の音節を覚えて、どれくらいで忘れるかの実験をしました。
そうして出来上がったのが、勉強の記憶術としてよく語られる、エビングハウスの忘却曲線です。

この曲線は人の忘れるやすさと、学んだことを覚えている割合を表しています。
注目してもらいたいのは、曲線の左側です。
なんと僕らはモノゴトを学んだ瞬間からすでに忘れ始めているのです。
翌日に覚えているのはわずか30%。
そりゃ、単語なんて一生覚えられるわけありませんよね。

丸暗記に意味はない
単語を覚えるために大切なのは、何回も何回も繰り返すことです。
appleという単語を覚えたいのであれば、何回もapple,appleと唱えればいいのです。
それをさらに数日、数週間続けることで、さらに記憶は強固なものになるでしょう。
しかし、それでもこの丸暗記方法では、数週間しか記憶に残ることはありません。
現に最後のテストで答えた解答の内容を覚えているでしょうか。
僕らは学校で覚えたことをほとんど忘れているはずです。
テストを乗り越えるためにはいい方法かもしれませんが、英語は生涯かけて使用するものです。
短期記憶に意味はありません。
よって、丸暗記で覚えても意味がないのです。
できるだけラクをすること
丸暗記で覚えるやり方は、労力を増やしたぶんだけ覚えていられる時間が長くなるわけではありません。
であるのなら、できるだけラクな方法で単語を覚えましょう。
それが概念で学ぶやり方です。
僕が新しい単語を学ぶときは、概念で学ぼうと言っている理由はこのためもあります。
概念で覚えて、何も見ずにその単語の意味を答えられるようになったら、次の単語に進みます。
やり方はたったこれだけ。
難しいことは何もありません。
現に10年会ってない昔の友達の名前を思い出せるのはなぜでしょうか。
それはその人の名前に、その友達の概念が強く結びついているからです。
概念で覚えると、忘れることは早々ありません。
単語学習で大切なのはラクをすること。
ラクというのは、怠けるということではなく、「効率的に覚える」ということです。
ぜひ活用してみてください。
【概念で覚える単語記憶法のやり方】

-参考図書-

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— 高卒TOEIC@“900点”越えました! (@TOEIC07689105) April 18, 2020
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