【英文法パーフェクト講義】ラジオ英会話との違い。大西先生の教材、オススメはどっち?

NHKラジオ英会話のテキストと英文法パーフェクト講義の違いをまとめました。
具体的には以下の通り。

(ラジオ英会話から英文法パーフェクト講義へ変わった点です。)

・英文法パーフェクト講義は、ラジオ英会話をまとめた版

・1レッスンが2ページになった

・Grammar in actionは4レッスンまとめてやる

・Check the pointがなくなった

・Reviewも2ページ(見開き1ページ)になった

簡単に言うと、ラジオ英会話の内容をよりコンパクトにしたのが、英文法パーフェクト講義です。

今回はラジオ英会話と英文法パーフェクト講義の違いを解説します。

⇒【英文法パーフェクト講義の使い方




ラジオ英会話から英文法パーフェクト講義への変更点

ラジオ英会話をまとめた一冊

英文法パーフェクト講義は、ラジオ英会話をまとめた一冊になります。

上巻で、ラジオ英会話の2018年4〜9月号のテキストの内容を再構成し、まとめたものになっています。

1レッスンにかけるページ数も少なくなっており、よりコンパクトにしたのが英文法パーフェクト講義です。

1レッスンが2ページに

まず変わった点として、1レッスンが2ページに減りました。(見開き1ページ)

ラジオ英会話のテキストでは、1レッスンにかけるページ数は4ページ(見開き2ページ)でした。

会話ダイアログの下にあった「WORDS & PHRASES」がごっそりなくなっています。
単語の意味ではなく、そのまま日本語訳がきています。

(英文法パーフェクト講義)

また、「テキスト」右ページにあった「FOR DEEPER UNDERSTANDING」もなくなっています。

英文法パーフェクト講義では、「REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION」が来ている。つまり、左ページにダイアログと訳、右ページに文法の解説という見開き1ページの構成に変わった。

Grammar in actionは4レッスンまとめて

ラジオ英会話では、毎回のレッスンで4ページ目にあった「Grammar in action」が、英文法パーフェクト講義では、4レッスンをまとめた位置に移動しました。

4レッスンを終え、4レッスン分の「Grammar in action」を一気にやります。

一回一回やっていたものが、4レッスンを終えるまで、間が空くようになりました。

Check the pointはカット

ラジオ英会話でレッスンの最後にあった「Check the point」がなくなりました。

(ラジオ英会話)

語彙並べ替え問題は、そこまで重要ではありませんね。

Review

「Review」の位置は変わらず、5レッスン目に一週間のまとめとして行います。

これも4ページあったものが、2ページ(見開き1ページ)となりました。
「PRACTICAL CHALLENGE!」はラジオ英会話のテキストと同じです。

(英文法パーフェクト講義)

 

右ページの「SIMPLE ANSWER」と「ADVANCED ANSWER」になっています。
英文法パーフェクト講義の場合、解答例の英文と日本語訳だけ載っており、解説が全てカットされました。

【英文法パーフェクト講義】やってみた感想と難易度(レベル)、内容とオススメの使い方・勉強を紹介

ラジオ英会話の音声との違い

大西先生の導入

音声自体は今回英文法パーフェクト講義の出版に当たって、新しく取り直したものではありません。

普通に「ラジオ英会話」と言っています。

 

ダイアログの前に喋る、大西先生の部分がカットされました。
その辺は、タイトル下のレッスンのポイントと同じなので問題はない。

DEER UNDERSTANDINGがなくなった

「DEER UNDERSTANDING」の音声部分がなくなりました。

そもそもテキストでカットされているので、音声もなくて当然ですね。

本の部分でカット済み

REVIEWが簡素に

REVIEWが見開き1ページとなり、「SIMPLE ANSWER」と「ADVANCED ANSWER」の解説文がなくなりました。

音声であった大西先生の解説もありません。
最後の一言あるだけです。

【English Grammar in Use】一億人の英文法とどっちがおすすめ? -イングリッシュグラマーインユース-




まとめ

文法に特化した一冊

英文法パーフェクト講義は、その舐めだけあって、内容を文法に特化したものになっています。

ラジオ英会話では文法以外にも、ネイティブの感覚や英会話での使い方、「私ならこう言う」と色々な内容が織り混ざっていました。

英文法パーフェクト講義は、文法以外の部分をカットし、コンパクトにまとめた一冊になります。

 
文法だけを学びたい!

 

文法に特化して学びたい方向けの教材です。

ラジオ英会話はラジオ英会話で意味がある

大西先生も言っている通り、英語の上達には、音読と暗誦が欠かせません。
これはTOEICであっても、受験勉強であっても同じです。

自然に話せるようにするために、英文を身体に蓄積する必要があるのです。
音読をするにあたって、大切なのは文の意味をきちんと理解していること。

その意味で、ラジオ英会話の文法や語句の細かい丁寧な解説は大変有用だったのですが、割とカットされている印象を受けました。

ダイアログで「なぜその表現を使われたのか」
それをもっと詳しく知ればより上達につながります。

 

またラジオ英会話のメリットは、各号で同じ表現がなんども使われている点です。
ラジオ英会話を進めていけば、何度も同じ表現に出会い、復習や予習になる点は魅力的でした。

以上の点から、ラジオ英会話はラジオ英会話で十分勉強するに値する教材です。

ぜひご自身にあった方をお選びください。

⇒【ラジオ英会話を無料でDLする方法

⇒【英文法パーフェクト講義 勉強法・使い方

⇒【TOEIC900までに使った教材

⇒【音読教材一覧 徹底比較してみた!

⇒【サイトマップ(サイトの記事一覧)

⇒【一億人の英文法 まとめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です