英語を勉強する上で一番大事なこと。才能はいらない。いかにして続けるか、挫折しないかを考えよう。
英語勉強で一番効果があるのは音読だと散々言っている僕ですが、正直なんでもいいと思います。
音読が一番効率的だという意見は変わりませんが、他の方法でも英語を話せるようになることは可能です。
実際、英語を話せる人がみんな音読派かと言われたらそんなことはありません。
しかし英語を話せる人みんなに共通していることがあります。
それは、英語の勉強をしたということです。
どんな方法であろうと、勉強を続ければ英語は絶対に話せるようになります。
一番大切なのは継続することなのです。
みなさんどの勉強法がベストかばかり考えていますが、それよりも大事なのは「いかにして継続するか」なのです。
継続さえすれば誰でも話せるようになります。
今回は継続の重要性・方法を解説します。
継続の上に正しい学習があって初めて英語はできるようになります。
⇒【正しい学習法を知ること】
目次
考えるべきは「どうやって英語の勉強を続けるか」
そう考えるよりももまず考えるべきは、
ということです。
「どのように継続するか」を考えている人はほとんどいません。
逆に言うと、だから英語が話せないのです。
英語を話せるようになるために大切なのは勉強することです。
そして、毎日やることが一番大事です。
毎日英語を勉強できるスキルを持っていたとしたら、その人はもう時間の問題でしょう。
英語を話せない僕らがまず身につけるべきは、「毎日英語を勉強する力」です。
これは根性でも精神論でもありません。
これもしっかりとしたスキルなのです。
自分の実力を知る
俺も明日からやろう!
失敗する方に多いのはこのパターンです。
自分を一切無視して成功者の真似をする。
そもそも成功者と今の自分では土台・状況が違うはずです。
その人はもともとかなり高学歴で社会人になってからも勉強する習慣があったのかもしれません。
もしくは勉強がそこまで嫌いではなく、普通に比べて苦に感じないのかもしれません。
とにかく自分と他人を比べることをまずやめる必要があります。
ポイントは「今の自分の実力を知る」ということです。
今の自分は、何をどうあがいても今の自分。
これは現実なのです。
毎日勉強できないものはできないし、わからない問題はわからないのです。
こう思う必要は一切ありません。
まずはそんな自分がいるということ知り、認めましょう。
自分が勉強できる時間(量)を知る
では具体的に何からやっていくべきか。
まずは今の自分ができる勉強時間を知りましょう。
何分であれば机に座っていられるのか。
毎日の勉強時間を記録するのです。
毎日1時間の勉強を目標にしたとして、その日は何時間できたのか。
必ず一日の終わりに記録をとりましょう。
一週間ほど続けるとおおよそ今の自分ができる勉強レベルがわかってきます。
1時間と決めたけど、10分でも15分でもいいのです。
「きつくなってすぐにyoutubeを見だした。」
それでも全然構いません。
まずは今の自分を知ることが大切です。
自分が勉強できる場所・状況を知る
自分が「どれくらいの量勉強ができるのか」と同じくらいどんな場面だと勉強できるのか・できないのかを知ることは重要です。
・朝起きてならできた
・会社から帰ってきたらできなかった
・喫茶店なら勉強できた
・友達と一緒にやれば勉強できた
・夕飯を食べてしまったら眠くてできなかった
自分がどんな場面、どんな場所なら勉強できるのかを知りましょう。
闇雲に「自分の部屋で3時間やるんだ!」と決める必要はありません。
人それぞれ、勉強をしやすいポイントというがあります。
一人で静かにやりたい人もいれば、人が絡むと頑張れる人もいます。
個人的には一人でやるよりも誰かを意識した勉強のやり方がいいでしょう。
一緒に英語を勉強する仲間を見つけるでもいいですし、勉強を続けるために英会話に申し込むというのもありだと思います。
勉強を続ける習慣を作るためなら、初めの初期投資は絶対に無駄になりません。
徐々に量・負荷を増やして、習慣化していく
今の自分の実力、耐性、趣向を知ったら、それを基準に勉強計画を立てていきます。
一日15分しか勉強できないのなら、まずは15分を目標に始めるのです。
こうやって小さなことから達成していくことが重要です。
継続に失敗する人の大半は、他人の真似をするから失敗するのです。
3時間勉強できるあの人は、あなたではありません。
あなたはあなたなのです。
まずは毎日自分ができるレベルで目標を達成し、その喜びを噛み締めてください。
達成できなかったことばかりにフォーカスするとやる気がなくなり、英語勉強が嫌いになります。
そうして、15分、20分、30分と一週間ごとでも一ヶ月ごとにでも量を増やしていくのです。
勉強を継続するための方法を学ぶ
今の自分を知ることと並行してやるべきなのは、継続のための方法です。
英語を話せるようになるための鍵はここにあります。
継続は根性ではありません。
方法、ノウハウです。
例えば、
・スマホの電源をきる。スマホを視界から消す、家の玄関に置いておく
・if then Planningで「通勤=リスニング練習」と決定する
・ウィルパワーの高い朝の時間に難しい問題集を終わらせる
・作業興奮を利用するためにまずは簡単な問題から始める
と、いったような勉強をするための方法を学び続けることが重要です。
世の中には人間の怠惰な特性を理解した上での対策法というのがたくさんあります。
それらをたくさん学ぶことで、勉強を始められない自分を対策できる方法というのが見つけられるのです。
上に挙げた例は、僕がやっていたものの一部で、色んなことを試して「いかに簡単に勉強を続けるか」をとことん研究していました。
なんども言いますが、絶対に根性論や精神論に頼ってはいけません。
最後の馬力でそれらは大切なのですが、まずはこういった人間の特性を理解した上でロジカルに対処することが一番効率的です。
頑張らなくいいところまで根性を使って頑張る必要はないのです。
⇒【習慣化の方法 一覧】
英語の勉強をする前に、まずは以下のことから取り組んでください。
・自分の実力を知り、受け入れる。そしてそれに見合った目標を立てる
・継続するための方法をいろいろ試す。
大切なのは勉強法よりもまずは「継続する」「毎日勉強する」ということです。
そうすれば誰であろうと必ずいつかは英語を勉強できるようになります。
勉強習慣がない人は何をしても無駄
くどいようですが、まずは習慣作りが第一です。
音読がいいとか、この教材がいいとかはいろいろ考えるののは毎日勉強を続けられるようになってからです。
英語を勉強するという習慣が身についた後、始めて自分に合った正しい勉強法というのを模索していけばいいのです。
毎日勉強する習慣がない人がああだこうだ言ったところで、どんな勉強法を使っても話せるようになるわけがありません。
まずは毎日10分でも5分でも構いません。
毎日英語を勉強するというのが普通の状態を作ることから始めましょう。
⇒【簡単に勉強を始める方法】