【英語の音読】アクセントの意識は適当でいい!先に発音を学ぶとさらに効果倍増。
音読をするとき、アクセントはどこまで意識すればいいのでしょうか。
正直に言えば、完璧な発音、完璧なアクセントがいいのは間違いありません。
しかし、初心者であるほど、アクセントはあまり意識しすぎない方がいいです。
「発音がどうだ、アクセントがこうだ」と意識しすぎるあまり、音読が頭に入ってこなくなります。
大切なのは音読の効果を得ることです。
今回はそんな音読とアクセントについて解説します。
ぜひ、いいアクセントで音読をするための方法を知ってください。
アクセントは大切だが、難しく考える必要はない
まずは音読を始めたばかりの初心者の方に対してお伝えしたいことです。
音読をする際に、発音がどうとか、アクセントがこうとか、難しく考える必要はありません。
CD音声を聞き、見よう見まねでOKです。
その代わり、完璧になりきってください。笑
陥ってしまいがちなのは、アクセントを気にするあまり、英文に集中できない点です。
アクセントばかり意識すると英文が頭に入ってこず、ただ読んでいる状態になります。
僕らが目指しているのは、綺麗な音だけを操れるスピーカーではありません。
話す・聞く・喋る・読むの英語力全体を上げるために音読をしているのです。
音読練習のメインは発音練習ではないのです。
音読の最中はCD音声をそれっぽくなりきるだけでOKです。
大切なのは音読すること
英語の音読は以下の効果を達成するために行います。
・英語を英語のまま理解する(日本語に訳さない)
・返り読みしない
・絵をイメージしながら読む
確かに、発音やアクセントも音読によって鍛えられます。
しかし、極端な話をすれば発音やアクセントがめちゃくちゃでも音読で英語力は上がるのです。
そして不思議なことですが、スラスラ読めるようになると英語に対しての抵抗感が一気に下がり、英語を話せているような気分が高まります。
一番怖いのは、アクセントを気にするあまり、音読に集中できなくなることや、嫌に継続をやめてしまうことです。
多くの人にとって大切なのは、綺麗な発音というより、英語力の底上げなはずです。
難しいことは必要ありません。
大切なのは音読そのものをすることです。
but、ベストは先に発音を学ぶこと
ここまで発音やアクセントはどうでもいいという風に書いてきましたが、どうでもいいという訳ではありません。
ベストを言えば、音読の前に発音を学んでおくのが最強です。
音読のみに限らず全ての英語学習者に言えることです。
先に発音を学んでおくことほど効率的なことはありません。
音読の場合、正しい発音を覚えれば、わざわざアクセントなど意識しなくてよくなります。
正しい発音がわかると、単語のつなぎ目やアクセントが自然とわかるようになります。
不思議ですが、規則性が見えてくるんです。
また、先に発音を学ぶことで、音読中に復習練習することができ、一石二鳥です。
発音学習のススメは、音読以外に単語学習にも言えることです。
正しい発音がわかるので、単語を覚える際に、音も同時に覚えられるのです。
大抵に人は日本語の意味とカタカナ発音で覚えるので、リスニングで使い物にならないのです。
もし、今音読をされている方であれば、一旦先に発音練習をするか、並行して進めることを強くおすすめします。
言いたいのは、音読中にアクセントや発音を意識すると、集中できない可能性があるということです。
そうではなく、先にもしくは並行して発音・アクセントを学んでおくことで、発音練習の時は発音、音読練習の時は音読で集中できるようになります。
だから僕は「音読の発音はそれっぽい感じでいい」と言っているのです。
音読とアクセントについての解説は以上です。
アクセントや発音がめちゃくちゃでも、音読の効果は得られます。
ただこの先を英語人生を通して考えるのであれば、先に発音を学んだ方がかなり効率的です。