【洋書の音読】ディクテーションのやり方。音声を聞いて紙に書き取ろう。
洋書を使った英語学習法、今回はディクテーションのやり方についてです。
ディクテーションは英語の音声を聞きながら、紙に書いていく勉強法です。
音声を一文聞いてはストップし、紙に書き取っていきます。
シャドーイングと同様、洋書の英語勉強法ではかなり有効なのでぜひ参考にしてください。
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目次
洋書と音声を用意する
ディクテーションに必要なものは洋書と音声です。
洋書を選ぶ際は、必ずオーディオブックが出ているものにしてください。
音声がないとディクテーションができません。
僕はKindleとオーディブルを使っていたので、洋書選びに困ることはありませんでした。
どちらもAmazonのサービスであり、ものすごい数の洋書が揃っています。
無料で使える方法もあるので、まだ洋書が決まってない方はこちらから選ぶことを強くお勧めします。
ディクテーションのやり方
音声を試し聞き
まずは聞き流すように音声を聞きます。
きっちり聞かなくても聞き流す感じでOK。
音声を止めながら書き写す
ディクテーションに入っていきます。
一文一文、音声を聞いたらストップし、ノートに書き写していきます。
慣れないうちは、一文が終わる前に切ってもいいです。
音声を止めては、書いて止めては書いてを繰り返します。
書き写す際にブツブツ英語を呟きながらやると、音読にもなり効果アップです。
聞き取れなかったところを聞く
聞き取れなかったところを重点的に聞きます。
5〜10回聞いてダメなら諦めて次に行きます。
そんなに根詰めてやらないことが大事。
適当にやるくらいの感覚でOKです。
よく聞き取れるまで100回繰り返す!みたいな人がいますが、そんな必要はありません。
高確率で挫折します。
答え合わせ
洋書を見ながら書き取った文が合っているかを見ていきます。
違っているか箇所を見ながら、自分が聞き取れない単語や音を認識していきましょう。
音読・シャドーイング
ディクテーションで完成させた文を音読していきます。
音声なしの音読と、音声付きでシャドーイングを合計5〜10回行います。
以上の流れをひたすら繰り返していくだけです。
本の分け方・分量
一回のディクテーションでやる量はスマホのキンドルなら1〜2ページ。
普通の洋書なら半ページもないくらいで十分です。
とにかく細かく分けてやっていくことが大事です。
一気にやると、ミスばかりで嫌になるのでお勧めしません。
しばらくしたら、前にやり終えたページに戻り、もう一回ディクテーションだけをやってテストしてみるのもありです。
ディクテーションの効果
リスニング力アップ
書き写すことで、どの音が聞き取れていないのかがわかるので、リスニング力向上につながります。
わからない音を徹底的に発音練習や音読練習するのです。
文の理解力アップ
一回で聞いたのを覚えて、紙に書かないといけません。
これは丸暗記ではできません。
一回聞いた内容の意味を、瞬時に理解して覚える必要があります。
そうしないとアウトプットはできません。
よってディクテーションを繰り返すと、文を理解する力がかなり上がります。
スペルは気にしない
ディクテーションをする際、細かなスペルは一切気にしなくてもOK。
大事なのは聞き取ってアウトプットできているかどうか。
スペルなんてどうでもいいです。
気にせずどんどん書いていきましょう!
ディクテーションのやり方についての解説は以上です。