【瞬間英作文の使い方】サイクル回しのやり方を解説。1周目が難しい。気にせずどんどん回そう。
瞬間英作文はパートごとに分けて完成させていくことをオススメします。
そして一回で覚えようとせず、とにかくサイクルを回すこと。
短期記憶ではなく、長期記憶を目指します。
今回はそんな瞬間英作文のやり方について解説します。
⇒【瞬間英作文 まとめ記事】
パートごとに完成させる
どんどん話すための瞬間英作文トレーニングでは、パートが3つ存在します。
Prat1中学1年レベル:1〜23
Part2中学2年レベル:1〜34
Part3中学3年レベル:1〜22
まずはこのパートごとに完成させていきます。
完成というのは1ページの例文10個を、スラスラ1秒くらいで言える状態のことです。
その状態になるまでは、1つのパートを極めます。
僕流セグメントの分け方
各パートと言えども、20ページぐらいあって結構多いです。
いきなり全部を覚えるのはきついので、パートをさらに分けます。
ここは個人の力量にもよるのですが、割と広めに取ることをオススメします。
広めに取る分短期集中でできないので、キツさは上がりますが、結果としてこちらの方が記憶に残りやすいです。
広く取ると、一周した時に始めの方の文を忘れています。
でも、この忘れているのがいいんです。
もう一回踏ん張って思い出そうとする時に記憶がさらに高まります。
そしてそれは別に思い出せなくてもいいんです。
できれば2つか、3つで分けたいところ。
パート1なら
・1〜11
・12〜23
で分けてやり込みたいですね。
3つに分けても全然構いません。
1〜12ができるようになった後、12〜23に移りましょう。
10周が目安
僕は10周を目安にやってました。
だいたい分けたセグメントを10周もすると、スラスラ言えるようになります。
この辺は個人の感覚による判断でOKです。
「もうスラスラ言えるわ。」ってなれば5周でも構いません。
自信がなければ増やすのもありですね。
サイクル回しのやり方
実際に各ページのやり方を説明します。
①日本語の例文を見る
まず、日本語の例文を見ます。
右側にあるページですね。
②英文を作る
日本語に対応する英文を作ります。
これが瞬間英作文ですね。
思い浮かばなかったらすぐに答えを見てください。
考えるのはせいぜい10秒です!(この考える行為が重要)
ここで立ち止まるのは挫折の原因になります。
③答え合わせをする
作った英文が正しいか、答え合わせをします。
ページの左側を確認。
④口に落ちつける
間違っている場合や、自信がない場合は音読して口に落ちつけましょう。
2〜3回で十分です。
最後の一回はそらで言えるとなお良しです。
⚠︎不安になって、ここで何回も音読しないでください。
2〜3回で十分です。
この①〜④の作業が例文10個スラスラ言えるようになったら完成です!
どんどん次にいくこと!
1周目はとにかくゲロキツイです。
瞬間になんて全く思い浮かぶはずもありません。
全部答えを見るくらいの感覚でいいでしょう。
瞬間英作文はカンニングOKの教材です。
とにかく瞬間英作文で目指すのは長期記憶。
何回も何回も刷り込ませて覚えるのです。
受験勉強や学校のテストのようなゴリゴリの暗記は不要!
わからなければ次いきましょう!
不思議ですが、実際10周する頃には普通に覚えてます。笑
答えを見たとしても、何回も問題に触れることが重要なんです。
あと、あんまり気合い入れてやりすぎると嫌いになります。
瞬間英作文なんて適当でいいんですよ。
絶対、力はついてきますので。
一緒に組み合わせたい教材
瞬間英作文と一緒に進めたいトレーニングは「音読」です。
瞬間英作文では、
・英文作成能力のアップ
・英会話力のアップ
以上2点が図れるのですが、そもそもの自分の中に英文の蓄積がないと、それらもすぐに頭打ちしてしまいます。
言うならば、言葉は通じるけれど、語彙や表現が小学生のようになってしまうと言うことです。
そしてもう一つは、「読む力」「聞く力」に関しては瞬間英作文ではアップできません。
だからこそ、瞬間英作文と音読トレーニングはセットで進めていくべきです。
同時期にやるほど相乗効果が生まれ、成長スピードはグンと上がります。
青色の瞬間英作文をやっている方は、「中学レベル」の英文でいいので、音読教材を用意してください。
文章レベル・量はこれくらいでOKです。
僕の方でも、”2000時間”の音読経験をフルに詰め込んだ音読教材を作っているので、よかったら使ってみてください。
⇒【中学レベルの音読教材】
⇒【高校レベルの音読教材】
瞬間英作文のやり方については以上になります。
少し時間はかかりますが、サイクル法でコツコツ頑張って行きましょう!