英語の音読は”脳”に超効果的!記憶力・コミュ力・行動力までアップする。
英語を音読することで得られるメリットは、単に記憶が捗るだけではありません。
記憶力以外にも、コミュ力、行動力までもが向上するのです。
音読をすることで頭がそのものがよくなってしまう。
今回は音読が脳に与える影響について解説します。
音読で脳を活性化させる
音読が黙読と違う点は、「声に出す」「耳で聞く」という点です。
ただ文章を読むだけではなく、目を使い、口を使い、耳を使って文章を読んでいます。
そのため、黙読に比べて利用する感覚器官が必然と多くなるのです。
これが音読が脳に効果的な理由です。
音読は黙読に比べて、脳に送られる情報が圧倒的に多いのです。
・文章の意味を頭で理解する
・口で音を発する
・自分の耳で音を聞いて処理する
3つ同時にやるという、脳にとってはかなり高度な作業が脳を活性化させるのです。
一方、黙読はどうでしょうか。
使う感覚器官は主に「目」だけです。
脳に送られる情報が少ないので、脳はあまり働かないのです。
カラオケ、自転車、スキーと同じ!記憶力が格段にアップ
脳への情報というのは、より多く、より複雑な方が記憶力は高まります。
例えば、カラオケを例に見てみましょう。
歌詞カードだけをみて、歌詞を覚えることはできないはずです。
しかし歌を歌いながらであれば、簡単に覚えることができます。
カラオケも音読と同じく、口、耳、目を利用しています。
目だけでは覚えられなかった歌詞も、身体を通してたくさんの情報を与えてあげることで、記憶力が上がるのです。
これは自転車やスキーにも言えることです。
身体を通して複雑な情報で記憶した物事というのは、忘れにくいのです。
自転車やスキーは久しぶりでもできるはずです。
このように、音読が優れているのは、黙読に比べて脳に複雑な情報を与えられるからです。
音読が脳に与える効果
脳を活性化することで受け恩恵は記憶以外にもまだまだあります。
英語以外にも効果があるのは正直ビックリです。
見ていきましょう。
コミュニケーション力アップ
脳の複雑な情報を処理する部分を「前頭葉」と言います。(覚える必要なし!)
この前頭葉はコミュニケーション能力にも関わる部分なのです。
具体的には、言語能力、自制心、共感能力などです。
音読で前頭葉が鍛えられ、どんどん大きくなっていくことでこれらの能力が高まっていきます。
行動力・やる気アップ
音読で鍛えらえる前頭葉は、やる気を司る部分でもあります。
音読をすることで日々の生活にもやる気が出てきます。
性格が少し明るくなったりもします。
僕自身勉強のやる気がない時も、音読をすることで徐々にやる気が湧いてくることはよくありました。
ストレスの解消
音読をすると前頭葉が活発になり、セロトニンという神経伝達物質が分泌されます。
セロトニンはうつに効くホルモンだと言われています。
音読をすることで気持ちがすっきりし、ストレスの解消にもなります。
気持ちが晴れないときは無理矢理にでも音読してみましょう。
特にオススメはジェスチャーをつけて感情を込めてやること。
なんだか楽しくなってきますよ。
英語音読と脳についての解説は以上です。
⇒【音読を継続するための方法】