【英語】音読のバリエーションと種類を紹介。ただ読むだけじゃ物足りない!
「ただ読むだけ」が、英語の音読ではありません。
CDを使って、CD音声の後に読んだり、CD音声に重ねて読んだりとやり方は様々あります。
たくさんのやり方は取りれることで、記憶は高まりますし、何より飽きが来にくくなります。
今回は英語の音読のバリエーション・種類について解説します。
音読の種類(バリエーション)
普通に音読
まずはスタンダードな音読。
普通に本やテキストを目で追いながら、口で英語を読み上げていくやり方です。
これこそが「THE・音読」です。
皆さんも「音読」と聞けば、普通に目で追いながら読み上げる姿をイメージされるはずです。
もちろん、この音読のやり方は大変効果があります。
僕も一番回数を費やしたのは「普通の音読」です。
CDがなくても、英文1つでどこでもできる音読のやり方ですね。
⇒【音読はCDなしでもいい?】
シャドーイング
シャドーイングはCD音声を流し、CDのワンテンポ遅れで音読するやり方です。
テキストはあってもなくてもOK。
テキスとがない方が難易度は上がります。(基本的にはテキストを見ません)
シャドーイングのいいところは、読むスピードをCD音声に合わせないといけないこと。
CDについて行こうとするので、英文を理解するスピードをあげるトレーニングになります。
慣れていない文や、音読初心者には少し難しいです。
⇒【シャドーイングのやり方】
リピーティング
リピーティングはCD音声が一文を読んだ後、ポーズの間に自分が英文を繰り返して音読します。
ポーズ音声がない場合は、自分で一回一回音声を止めれば行うことができます。
テキストを見ない場合の、リピーティングはかなり難しいです。
音声が話した一文を理解し、覚えてそのまま言わなければなりません。
文章を丸暗記するというより、意味を理解して文章を作るという要素が強いです。
音読1周目だと、まずリピーティングはできません。
できない場合はテキストをチラ見して行うのもありです。
オーバーラッピング
オーバーラッピングはテキストを見ながら、CDに合わせて英文を読んでいきます。
CD音声に自分の声を重ねるのです。
シャドーイングもそうですが、音声が早い場合はスマホの機能を使ってスローにするのもあです。
暗唱
暗唱は何も見ずに音読を行うやり方です。
英文を一文さらっと目で読んで、顔をあげて何も見ずに喋ります。
一瞬で覚えて暗唱するというやり方です。
これも難易度は高め。
音読筆写
音読筆写はCD音声を聞いて、ノートに文字を書き写すやり方です。
単語ごと、イディオムごと、一文ごととまとまりを徐々に大きくしていきます。
一文聞いたらCDを止めてノートに書き写す。
ポイントは、この時に自分の口でもつぶやきながら書き写すことです。
一番手間のかかる音読ですが、書く行為をするので大変効果があります。
⇒【音読の回数を細かく解説】
いろんな種類を取り入れることで飽きない
英語の音読と聞いて、ただひたすら読むだけを繰り返していないでしょうか。
それはかなりの高い確率で挫折します。
ただでさえつまらない英語学習です。
単調な音読の繰り返しとなると、もはや苦行です。
だからこそ、音読はいろんなバリエーションを取り入れることが重要です。
そっちの方が身につくスピードも断然早いです。
全てがパッケージになった教材
今使っている教材がある場合、CDで音読やシャドーイングと工夫していただければいいと思います。
音読練習は「この教材じゃないとダメだ!」ということは一切ありません。
自分のレベルに合った教材という点にだけ留意していただければ、音読の効果は出ます。
今回紹介した音読の種類は、それぞれ違った効果が得られます。
これら音読全種類の効果を「1つの教材で最大限引き出すことできないか」と考え、プログラムにした教材を作りました。
特にこだわりがない方は使ってみてください。
(スマホ画面)
この教材のメニューは、リスニング、音読、シャドーイング、リピーティングがセットになっているのです。
上で紹介した音読の種類全てを、メニューとして行うことができます。
特にいいのはリピーティング用のCD音声があることです。(サンプル音声)
一回一回止めなくても、ポーズがあるバージョンもあるのです。
紹介文でも音読から得られる効果をさらに詳しく書いているので、音読をされる方は読んでみてほしいです!
⇒【初級 音読教材】
⇒【中級 音読教材】
音読のバリエーションについての解説は以上です。
是非いろんな種類を取り入れて音読してみてください。