【作業興奮を使え!】勉強を始めるまでが一番長くて無駄な時間。やる気は後からついてくる。
僕らが人生の中で一番無駄にしている時間は「何かを始めるまでの時間」です。
人生に置いて、そう考えている時間が一番無駄なのです。
不思議なことに一度勉強をスタートすると、やる気が出てきます。
これを作業興奮と言います。
今回はそんな勉強のやる気が起きない方のために作業興奮というものを解説します。
目次
勉強に取り掛かるまでの時間が一番長い
勉強を始めるかどうか。
この机に座るまでの時間が一番長いんですよね。
「この動画見てからにしよう」
「もう10分経ってからにしよう」
そう考えることで、勉強の時間はどんどん遅れ、どんどん短くなっていきます。
僕らが人生で一番無駄にしている時間は、この「何かに取り掛かるまでの時間」です。
その時間が決して生産的ではありませんし、どうせやらないといけないので気分も悪いはずです。
一番やる気が出る方法は「まずやってみること」
とは言っても、やる気が起こらないので、そうやってうじうじしているんですよね。
しかしです。
なんと、やる気を起こす1番の方法は「やってみること」なんです。
一度始めさえすれば、脳は興奮し、作業はそこまできつくないんです。
これを作業興奮と言います。
ものごとはとにかく始めさえすれば、きつくなくなる。
途中で終わるのもなんだかもったいないし、そうして集中して進んでいるうちの先ほどのストレスはどこかへいってしまいます。
“やってみること”(作業興奮)の効果
なぜとりあえずやってみると、作業興奮が起こるのでしょうか。
僕らは体や脳を動かすことで、ドーパミンというやる気の源が出ます。
また、モチベーションを起こす機能のある脳の側坐核という部分が刺激されます。
だから作業を開始すると逆にやる気が出てくるのです。
やる気が出ないからといって、部屋で動画を見ていたり、だらだらしていては一生やる気なんか起きません。
・やる気ない → ゴロゴロ → さらにやる気なくなる
・やる気ない → とりあえずやる → やる気出てくる
やる気がない自分を一切責める必要はありません。
単に脳がまだ刺激されていないだけです。
勉強にとりかかりやすくする方法
次にさらにとりかかりやすくする方法をお伝えします。
取り掛かってさえしまえば勝ちゲーなのですから、そのハードルをグンと低くしましょう。
クソ簡単な目標を設定する
まずはクソ簡単な目標を設定しましょう。
オススメは人が笑うレベルのものです。
・ノートを開く
・教科書を1行読む
・机に座る
このレベル目標であれば、とりあえず行動することはできますよね。
そうして作業興奮までもっていきましょう。
勉強が終わっても後片付けしない
今日の勉強が終わっても、参考書や本を閉じず、そのまま開きっぱなしにしておきましょう。
ペンや消しゴムもそのままでOK。
綺麗に片付けてしまうと、明日の勉強を開始する際にハードルが上がります。
「何ページだったかな〜」
「どこの分野までやったんだっけ〜」
「ペンどこいった〜」
机に座った瞬間に昨日の続きをスタートさせられる状態にもっていきましょう。
とにかくやってみること
最後は精神論。
作業興奮のためにはじめの一歩は気合いでやるんです。
「うおー!」って言って、何も考えずに勉強を開始しましょう。
一番きついですが、一番シンプルです。
「おりやー!」って感じで、体を無理やり動かしましょう。
作業興奮についての解説は以上です、
とにかく大切なのは取り掛かること。
一番無駄なのは、取り掛かるまでの時間です。
ぜひ応用して見てください。