TOEIC リスニングセクションの点数は音読パッケージで上がる!
音読パッケージで鍛えられるのはリーディング能力とスピーキング能力だけだと思っていませんか?
それだけではありません!
音読パッケージは、なんとリスニング能力も向上します。
そしてもちろん、TOEICのリスニングセクションの点数も上がります!
音読をするとリスニングの点数があがる
TOEICのリスニングセクションは苦手な人が多いです。
しかしリスニングの点数を上げようと、いくら気合を入れてリスニング問題を繰り返し解いても、リスニングの能力はあまり伸びないのが現実ではないでしょうか。
このことから、リスニングに悩まされる人は多いです。
正直言うと、聞き取れない英語をいくら聴こうとも聞き取れるようにはなりません。
リスニング力を上げるには根本的な英語力を上げる必要があります。
その基礎力をつける一番効率的な方法は音読です。
音読はスピーキング、リーディング、リスニング、全ての能力が鍛えられます。
音読パッケージで英語回路を構築する
音読パッケージのねらいは英語回路を身につけることです。
英語回路とは英語を英語で理解する能力のことをさします。
試しに、次の英文を3回口に出して読んでみてください。
You can speak English
意味は誰もがわかる通り、「あなたは英語が話せます」です。
しかし今読んでいる最中にこの日本語の意味を考えたでしょうか。
考えていませんよね。
You can speak English を英語のままで理解したと思います。
同じように、Appleと聞いて「appleは日本語でりんごだ!」といちいち訳さないと思います。
つまり音読をしながら読むと、日本語で訳すことはしなくなるのです。
これが英語を英語のまま覚えるということです。
音読パッケージでは、たくさんの英文を何度も音読することで英文の蓄積を作ることができます。
そして、基本的な英語の構造を脳と身体に覚えさせます。
結果的にいちいち日本語に訳すことなく、様々な文に対して、英語を言葉の順番のまま理解することができるようになります。
速く読めるから、速いリスニングも理解できる。
英語を英語のまま理解できるようになると、読むスピードがぐんと上がります。
英文の順番のまま理解できるので、日本語訳を考えている時間がいりません。
リスニングが苦手な人のほとんどは、英語を日本語に変換する作業を脳内で行なっています。そうなるのは時間がかかるのは当然です。
音読で読む力を鍛えて速く読めるようになることで、速い英語も聞きとれるようになります。
リーディングとリスニングの違いは、文字で処理するか音で処理するかの違いだけです。
逆にいうと、速く読めない人がリスニングをできるわけがありません。
リーディングは紙を目で追うので何回も後戻りできますが、リスニングはできません。一回で理解する必要があります。
だから、リスニング力を上げるためには、英語を英語のまま理解するリーディング能力が必要なのです。
まとめ
・速く読めない文をリスニングすることはできない
・英語を英語で理解する英語回路を作れば、文章を速く読める
・まずは音読パッケージで英語回路を作ろう
・英語回路が出来上がればリスニング能力があがる
私はリスニングのための練習は一切してきませんでした。音読をするだけでリスニングの力は自然に身についていたからです。
音読は英語学習の基本です。頑張っていきましょう。
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